日本の住環境が気になる今日この頃
いきなりですが、景観とは、山や海といった自然だけでなく住宅などの建物も含まれますよね。
鎌倉に暮らし始めてから、なのですが、変わりゆく日本の住まいが気になって仕方ありません。
以前から「うさぎ小屋」と海外から称されている日本の住宅事情ですが、最近はさらに小さな戸建が増えていると感じています。
もちろん、小さなおうち=幸せではない、なんて思っていません。
人それぞれ住みやすい大きさがありますし、タイニーハウスや小屋はとっても魅力的です。
でも、昔ながらの味のある中古住宅や古民家、お屋敷といわれるような建物は、街並みの一部。
大切にすべき日本の建築が、今ならまだ街に残っています。
そのような家を壊してしまわないで、リノベーションして住み継いでいく、または、飲食店や宿泊施設などビジネスの場として残していくーーもっとそういう例が増えれば、増やしたい、なんて思います。
そのためには、情報発信して土壌を作ったり、自分が実例を作る(中古住宅を買ってリノベ)のも大あり……などと勝手にリアルな対策を考えています(笑)。
日本の土地は高すぎて満足のいく大きさのものが買えない、相続税対策で土地を分割して売るしかない、など実際問題ハードルが高いのは分かっています。
でも、古い家を残していくことで、豊かな住環境で気持ち良く暮らしていくことが可能だと思っているので、できるだけ活かしていきたい、その手助けがしてみたいと考える今日この頃です。
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